【満額7,000万円】新事業進出補助金の採択事例|当社が申請を成功させた3つのポイント
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はじめに、素晴らしいご報告です!
この度、私たちアスリエが事業計画の策定から申請までをトータルでサポートさせていただいたクライアント様(コスメ業界ベンチャー)が、第一回「新事業進出補助金」において、上限額である7,000万円の満額採択という素晴らしい結果を達成されました!
- 「新しい事業に挑戦したいが、資金調達の壁が高い…」
- 「補助金制度は複雑で、どこから手をつければいいか分からない…」
このようなお悩みをお持ちの経営者様、事業責任者様は多いのではないでしょうか。
本記事では、この非常に難易度の高い補助金を、なぜ私たちが満額採択へと導くことができたのか。その裏側にある3つの重要なポイントを、具体的なサポート内容と共にご紹介します。
補助金活用をご検討中の方にとって、必ずお役に立つ情報です。
目次
【採択率30%】そもそも「新事業進出補助金」とは?
「新事業進出補助金」は、ポストコロナを見据えた企業の新たな挑戦を支援するために新設された、大型の補助金です。

これまで多くの企業様が活用してきた「事業再構築補助金」の後継とも言われ、審査の難易度も非常に高いと想定されていました。
特に、事業計画の独自性、市場の成長性、そして計画全体の実現可能性について、極めて高いレベルで説得力のある説明が求められます。
第一回の公募では、3,006件の応募があり、そのうち1,118件が採択されたということです。
新事業進出補助金の採択結果のポイントは以下の通りです。
・採択率は約30%。
・応募件数・採択件数ともに、製造業、卸売業・小売業、建設業の順に多い。
・応募件数・採択件数ともに、東京都、大阪府、愛知県が多い。
・応募件数は、2,000万以上~2,500万未満が763件と最も多く、次いで1,000万~1,500万、 500万以上~1,000万の順で多い。
出典:新事業進出補助金「第1回公募 補助金交付候補者の採択結果」より
申請の背景:コスメ業界ベンチャー企業が描いた「新規事業」と、資金の壁

今回ご支援したA社様は、急成長中のコスメ業界ベンチャー企業です。地元を代表する規模感に成長されています。既存事業が安定している一方で、新たな収益の柱を育てるべく、会社の未来を賭けた「新規ビジネス開発・新市場への進出」という大きな挑戦を決意されました。
A社様が抱えていた課題
技術的な課題
新事業には、新しい店舗・新ブランド価値の創造・プロモーションツール・管理システムが不可欠だった。
資金的な課題
新規事業の立ち上げには億を超える事業資金が必要があったため、成長しながらの資金捻出することは、財務的に極めて困難だった。
まさに「鶏が先か、卵が先か」の状態。このジレンマを解決する一手として、私たちがご提案したのが補助金の活用で、その中でも新規事業にピッタリの「新事業進出補助金」の活用でした。
これが採択される申請書だ!満額7,000万円を引き寄せた「3つのポイント」

補助金の申請書は、単にお願い事を書く書類ではありません。審査員(多くは中小企業診断士や金融機関の専門家)を納得させる、「投資価値のある事業計画書」です。
私たちは、A社様の想いを、採択されるような、ロジックへと昇華させました。
ここで断っておく必要があるのですが、私どもは申請だけをお手伝いする補助金コンサルではありません。お客様の事業を成長させるパートナーとして、事業の一翼を担う形になりますので、決して「絵に描いた餅の事業」ではなく、なるべく具体的に、かつ実現性の高い事業モデルであることを前提として考えさせていただきます。
【ポイント1】なぜ今やるのか?を伝える、共感を呼ぶ一貫したストーリー

(単に「新事業をやりたい」ではなく、「既存事業で培った〇〇という強みを活かし、市場の△△という課題を解決することで、□□という未来を実現する」というストーリーを明確に示していただきました。)
補助金申請で最も重要なのは、「なぜ、この会社が、今、この事業をやる必要があるのか」という、審査員の心を動かすストーリーです。私たちは、B社様が持つ強み、直面する課題、そして新事業が地域や業界に与える未来像を、一本の線で繋ぎました。
【ポイント2】事業に必要なシステム開発等をコストではなく事業のエンジンとしてしっかり伝える

(「生産効率●●%向上」、「事業進行にあたっての各KPI」など、システム導入がもたらす効果を含め、より具体的な数値で示し、投資の妥当性を記載していただきました。)
「システムが欲しい」では、補助金は採択されません。「この新事業の成功には、このシステムが不可欠なエンジンである」と、明確に位置づけることが重要です。
私たちは、「新しいシステムがなければ、この新事業は成功しない」と言い切れるレベルで、その役割と投資対効果を具体的に示しました。
【ポイント3】夢を語りつつ、足元は「実現可能性の高い、具体的な数値計画」

(希望的観測ではなく、「〇〇という根拠に基づき、3年後には売上△△円、利益□□円を達成する」、「一人当たり給与支給総額の目標値」などという、実現可能性の高い計画を提示することが、信頼獲得の鍵です。)
熱い想いだけでは、事業は成功しません。審査員が最も重視するのは「この計画は、本当に実現可能なのか?」という点です。私たちは、B社様の過去の実績や市場データを元に、売上計画、利益計画、資金繰り計画を、説得力のある具体的な数値として示すことで実現性の高い事業であることを説明する努力をいたしました。
なぜ、システム開発会社が「補助金サポート」まで行うのか

私たちアスリエは、単に言われた通りのシステムを作る会社ではありません。お客様の「事業を成功させること」を最終目的としています。
真に価値のあるシステムとは、事業戦略と完全に一体化したものです。だからこそ私たちは、その前段である事業計画の策定、そして資金調達(補助金活用)の段階から、お客様のパートナーとして伴走するのです。
まとめ|資金を理由に、会社の未来を諦めないでください

「やりたい事はある。でも、先立つものがない」
もし、あなたがそうお考えなら、一度私たちにご相談ください。
今回ご紹介した「新事業進出補助金」以外にも、「IT導入補助金」、「ものづくり補助金」、「小規模持続化補助金」など、国や自治体は、挑戦する企業を応援するための様々な制度を用意しています。
あなたの頭の中にある「未来の事業構想」と「必要なシステム像」を、ぜひ私たちにお聞かせください。
その夢を実現するための最適な補助金活用プランを、今回の7,000万円採択の実績とノウハウを元に、ご提案させていただきます。
少しでも話を聞いてみたいと思われましたら、以下のバナーよりぜひお問合せくださいませ。
